箇条書きでメリハリをつける
適切な箇条書きは、文章の見通しを良くしメリハリをつけるのに有効です。
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『文章構成法』(樺島忠夫著)は以下のような箇条書きの効用を挙げています。
- 全体が、幾つの、どんな要素から構成されているかが、はっきりわかる
- 必要な情報がどこにあるかが、すぐわかる
- 書く側でも、必要な要素を落とさずに確かめて書くことができる
特に、以下のような場合は箇条書きにできる部分がないか積極的に考えてみましょう。
- 長文を書くのに慣れていない自覚がある
- 何らかの複雑な手順を示す必要がある
- 何らかの議論に際し、自分の意見の根拠(論拠)を対立者に示して説得を試みている
また通常の文では「体言止め」の多用は感心できませんが、箇条書き部分では積極的に使いましょう。また、普通以上に簡潔で短い文を書くよう心がけましょう。一項目が2行にも3行にも渡るような文はぜひとも避けるべきです。
箇条書きの適切な使い方を理解する上で参考になる資料としてはウィキペディアのマニュアルを挙げることができます。一読してみるといいでしょう。
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