同じ語尾を繰り返さない

識者の多くは、「...した。」「...した。」「...した。」などと同じ終わり方をする文を連続させることに否定的です。

- スポンサードリンク -

文末が単調だと何がマズイのか? 参考文献から内容をかいつまんでみると、以下の様な感じです。

  • 文にリズムがなく、読み手が退屈する。『大人のための文章道場』
  • 同じ文末を持つ文がいくつも並ぶのは読みづらい。自然な感じを読者に与えるべし。『理系のレトリック入門』
  • 「教科書風あるいは官庁文章風の堅苦しい文章」になり「無味乾燥でツマラナイ」文章になる。『理科系の作文技術』
  • 単調になる。『「超」文章法』


では、どのようにして文末に変化をもたせればいいのでしょうか? これも参考文献から抜粋してみます。

  • 過去形を続けるとどうしても語尾が「...た。」「...た。」「...た。」となりがちなので、適宜現在形の文を挿入すべし。『「超」文章法』
  • 考え方はみっつ。すなわち、パターンを覚える・文末を削る・体言止め。同じ語尾を持つ文を3回以上続けるな。『「人脈」と「収入」をザクザク生みだすブログ文章術』(同書では上記の事項についてさらに具体的な説明がなされています。これについては別記事で紹介したいと思います)

ただし『...ブログ文章術』では、すべての文の末尾がバラバラだと今度は文章が散漫になってしまってマズイとも指摘されています。何事も、過ぎたるは及ばざるが如し。あらゆる観点からの検討を加え、バランスの取れた文章を目指しましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
執筆xyz公式ツイッターアカウント@tsuzurikataにてコメント/フォロー受け付けています。

- スポンサードリンク -