とにかく手早く作文するには
まずは見出しを書きましょう。次に「結論」を書いてしまいましょう。
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決まった期日(たとえば明日中とか)に、ある特定のトピックで文章を書かなければならなくなってしまったという事態は、仕事をしているなら頻繁にあるでしょう。
しかし、パソコンの前には座ってみるものの、どうしても書き出せない。なんとか少し書いてみても我ながら同しようもない文章で先を続けられない。どうも頭が回らない。デッドラインは刻々と迫る......。
そのようなときには次のようことを検討してみましょう。
まず大きいところから始める
ジャンルを問わずたいていの実用文に当てはまる手法です。「大きいところ」とは「大雑把に言って何の話なのか?」ということです。
たとえば業務の週報を書くなら、「一週間懸命に仕事した結果、いくらか成果が上がった」あたりです。
とりあえず、本当にそのように書いてみます。もちろんこれをそのまま提出したのでは話になりません。ここから少しづつ話を膨らませます。懸命にどんな仕事をしたのか? 自分に問いかけ、たとえば「調査」という答えを得ます。すかさず「何の調査をしたのか?」と自分に問いかけます。これを繰り返してとにかく材料の棚卸しをしていきます。走り書きレベルの文章でいいのなら、こうして書きだした文章を使ってそのままゴールと出来る場合もあるでしょう。
大抵は、もう少し文章を練らなければならないでしょう。しかし、材料が揃い始めると、自然とそれらの分類ができてくると思います。発端となったもの、最終的に得たもの、それほど核心的ではないものの仕事の価値を物語る傍証として利用し得るもの...。
それらが見えてきたら、それらを「型」に流し込みます。
「型」を活用する
ビジネス文章であれば、SDSとかPREPとか云われる定石的フォーマットが存在します。こういう「型」をいくつか身につけておき、書くべきことをその「型」に流しこむように考えると、頭の整理が楽になり作文がはかどります。これについては改めて別記事で解説します。
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