ASUS H100TAは、タブレットとしても使える小型ノートパソコン。純正MS Officeがついて5万円を切るお買い得な製品です。

ASUSは細かい仕様の異なる複数のモデルを出していますが、私が使っているのはAmazonの特別仕様でメモリが64GB搭載されたH100TA-DK004HS。約1年使ってみての感想を簡単に書いてみましょう。

まずは良いところを列挙してみます。

静か
騒音源となるHDDも空冷ファンも搭載されていません。
画面が綺麗
ただ、ちょっとキラキラし過ぎなので反射を抑制する意味でフィルムを貼っています。

タッチパットが安普請
ボタンとパッド部分の区別がない今時はやりのスタイルですが、このボタン部分が超絶押しにくい。ドラッグで範囲指定したい時に困ります。
仕方ないことだが一部のキーが押しづらい
小型ノートに多くを望むのは筋が違うとは思いますが、キーボードの窮屈さは物書き用マシンとしてはマイナスポイントになってしまいます。どうにも不便なのが右シフトキーと上カーソルキーをすぐ押し間違えてしまうことです。どちらのキーも小さくかつ隣り合っているためです。大文字を打つつもりがカーソルキーに触ってしまい、瞬時にカーソルが行方不明になるわけです。これはストレスが溜まります。私はキーアサインを変更するフリーソフトを導入してしまいました。これについては後日別記事に書こうと思います。
バッテリーがなくなるとAC電源に繋いでも起動してくれない
これが微妙に不便。普通のノートはバッテリーゼロでもコンセントに繋げばとにかく起動します。ところが本機の場合、起動を試みてもしばらくは砂時計しか出ません。

とはいえ、5万円を切る価格で、サードパーティ製の互換オフィススイーツではなく本家マイクロソフト製のワード・エクセル・パワーポイントが使えるノートパソコンなど、本シリーズの他に知りません。出張の多いビジネスマンには大きなアドバンテージでしょう。 このシリーズはセカンドマシンとしては非常におすすめです。すでにモデルチェンジしていますが、これからノートを買い換えたい方はぜひ候補に入れるといいと思います。