evernoteの写真撮影機能で効率的にネタ帳を作る

CamiAppやショットノートより使いやすいかも。evernote公式アプリの写真撮影機能を使うと、スマホでメモなどを撮影して簡単に蓄積していくことができます。

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evernoteをメモの蓄積の目的で使っている人は多いと思います。私もここ3年ぐらい愛用していますが、つい先日までアンドロイド携帯端末用の公式アプリの存在を気にしていませんでした。ところが、ふと思い立って使ってみたところ、これがとても有用であることに気づきました。

evernoteアプリの写真取り込み機能の長所は次の2点に集約できます。

  • 特別な道具を要求しない
  • 特別な技術も要求しない

特別な道具を要求しない

メモなどをスマホを利用して手早くデジタル化して取り込むツールとしては、kokuyoのCamiAppやキングジムのショットノートがあります。ところが、これらを使いこなすには、それぞれ用に専用に作られたノートなりバインダーなりを別途購入しなければなりません。製品につけられているマーカーを頼りに取り込みや補正を行う仕様なのです。

ところが、evernoteの場合、このような専用グッズが要らないのです。バインダーを持ち歩いたり、どこにしまったか探したりなどという手間が掛かりません。これは、購入のための追加投資が要らないだけでなく、思い立ったら場所を選ばずとり込み操作を開始できることを意味します。

この手軽さは、メモのデジタル化と蓄積という目的達成を考える時、もっとも重要なことです。

特別な技術も要求しない

操作はあっけないくらい簡単

私のアンドロイド携帯を使って、ベッドの上に放り投げた「メモ」をとりあえず取り込んでみました。下の写真は、撮影の瞬間のスナップショットです。

Screenshot_2016-06-05-21-25-28_1.png

こんな感じで、斜め方向から適当なアングルで撮影しても......。

Screenshot_2016-06-05-21-24-56_1.png

ちょっと待つと自動的にこういう感じになります。おお、ちゃんと紙の位置を正しく認識してくれているようです!

Screenshot_2016-06-05-21-24-39_1.png

「文書」形式で取り込むとこのとおり。ちゃんと「真っ直ぐ」に補正した画像を作り出してくれます。ここで「写真」形式を選択すれば、上で示したような「撮ったまま」の画像を保存することも可能です。

操作性も良好

実は、少し前にCamiApp用のノートを購入し、同じようなことを試してみていたのですが、こっちは全く思い通りに取り込みができなかったのです。何か「コツ」があるのでしょうが、それがつかめない。

それに対して、Evernoteの方は本当に何も考える必要がないし、悩むところがありません。上記のとり込みテストは、ほんの数秒で片がついてしまいました。あっけないくらい簡単です。

操作が面倒だと、我々はそのうち熱意を失い、実践を怠るようになってしまいます。どんな素晴らしい機能・性能を有したソフトであっても、ユーザーが使う気をなくしてしまっては何の意味もありません。その意味で、今のところEvernoteは最強と言えそうです。

Evernoteでネタ帳を作りましょう

街で見かけた看板だの、何気なく広げた雑誌だのの中に、ちょっと面白い情報を見出すことがあります。こうした「ちょっと面白い」情報の蓄積は重要です。「ちょっと面白い」にとどまっていたものがずっと後になって他のアイディアと結びつき、思いがけない大事業を実現するための大ヒントとして役立つこともあるわけです。

そういう機会は誰にも等しく与えられています。しかし、それを活かせるかどうかは人によって大きく異なるようです。差をつけるには、ちょっとした心がけと「メモをとる道具」が必要です。Evernoteでどんどん写真を取り込んでメモページを増殖させましょう。公式アプリはとても役に立ちます。

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