ネットに放つ文章というもの
インターネットを通して公開したり他人に渡したりする文章には、従来の印刷文書とは異なる特性や難しさがあります。これをわきまえておかないと思わぬトラブルに巻き込まれることにもなりかねません。注意すべきポイントを簡単に箇条書きにしてみました。
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ここ10年ほどで電子メールやブログ・SNS・チャットなど、インターネットを通じてやりとりする文章を書く機会が大きく増えたことを、多くの人が実感していると思います。
こうした文章(ここではネット文書と呼ぶことにします)を書くには、旧来からの印刷前提の文章(印刷文書と呼ぶことにします)との特性の違いを理解し、ネット文書特有の注意点に意識を向けておく必要があります。それぞれの注意点についておいおい別記事を書いていきたいと思います。
ネット文章にはこういう特性がある
- 短期間でチェックされ、読み飛ばされる
- 狭い画面で読まれることが多い
- つっけんどんな、無愛想な、あるいは敵対的な印象を意図せず与えやすい
ネット文書にはこういう「怖さ」がある
- やり直しは効かない
- 秘密は守られず世界中に拡散する
- 一度拡散した文書は半永久的に存在し続ける
ネット文書にはこういうスタイルが求められる
- 印刷文書より一文を短く
- 印刷文書より一段落も短く
- 一つの文書には一つの話題だけを書く
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